WINDOW DESIGN

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WINDOW DESIGNの目指すべき姿

2019/07/23

株式会社 WINDOW DESIGNは先月の六月より、第四期を無事迎えることができました。初年度あたりと比べるとノウハウや経験も溜まったせいで、色々なことが少しは安定してきたかなという感覚ですが、まだまだ挑戦フェーズの大変な日々が続くことは間違いありません。

まだまだ過去を振り返るほどの歴史があるわけではないのですが、ここで僕たちがどういう方向を目指すべきかということについて、未来のことなら少し考えたいと思い、この文章を書くことにしました。

便利な購買体験が生む、小さいけれど確かな幸せを作りたい

僕たちがやっているのはオンラインでカスタムスポーツユニフォームを販売するということですが、大きな特徴としては生産から納品までの行程を自分たちで行う、いわゆるD2Cモデルというものです。

これまでのスポーツユニフォームでの購入体験とD2Cでの購入体験の何が違うかというと、以下のような表になります。

店舗でのユニフォーム購入(従来モデル) オンラインでのユニフォーム購入(D2Cモデル)
納期 遅い 早い
価格 高い 安い
デザインのカスタマイズ性 低い 高い
ブランド力 高い 低い
安心感 高い 低い

従来方式の販売方法よりD2Cモデルの方があらゆる面で優れている、などというつもりはありません。逆にD2CはD2Cならではのは欠点も持っていると思いますし、まだまだ実店舗でユニフォームを買われている方が多数派だと思います。

しかし、D2Cモデルは、納品スピード、価格帯、カスタマイズのしやすさにおいて、確実にお客様に価値を提供できる方法です。我々の使命としては、その納品スピード、商品価格、カスタマイズ性の価値を日々最大化する努力を重ね、お客様に質の高い購買体験を提供し、小さいけれど確かな幸せを作り出すこと以外にありません。

僕自身も普段の生活において、積極的に様々なオンラインサービスを利用し、便利さが生む、小さいければ確かな価値を享受しています。例えば、食事はオイシックスさんのサービスを利用していますが、仕事で忙しい中でも家族みんなで健康的で美味しい食事を取れており、確かな幸せをいただいています。

我々もそういう幸せを提供できる企業でありたいし、その質を高めていきたいのです。

デジタルテクノロジーを最大活用したビジネスを作りたい

そういう企業になるために大事なことはたくさんあります。その中でも大きな武器になるのがデジタルテクノロジーです。僕自身は、かつて企業内でデザイン業務やプログラム業務を行ってきた技術畑出身の人間ですが、だからこそデジタルテクノロジーがいかにパワーを持っているかを良く知っています。

テクノロジーが持つ大きなパワーの一つは「効率性」です。

テクノロジーは環境整備さえすれば、多くの行程をオートメーション化によって大幅に効率化することができます。効率化は価格やスピードの価値となってお客様に還元することができます。

また、広告マーケティング分野においてもデータを用いた効率的な集客を確立することができ、その浮いた分をR&Dに投資するなどの余裕が生まれます。

加えて、デジタルテクノロジーはお客様の購入体験を大きく向上させます。お客様に、スマートフォン経由で簡単で便利で安心できるサービスを提供するのに、大きく貢献してくれます。

逆に言えば、後発組の我々がお客様に他社よりも大きい価値を提供するには、デジタルテクノロジー以外の他の方法はない訳です。

だからこそ技術習得には貪欲にならなければなりません。一見、直接ビジネスに活用できなさそうな技術でも、学んでみるとこういう使い方ができるじゃないか、ということは良くあることで、技術は獲得してみないと使い方が分からないものでもあります。

そのためにはデジタルテクノロジーを賞賛するカルチャーを作らないといけないと思っています。この辺りは正直まだまだ実行できていないのですが、少しづつ形にしていきたいと思います。

成長にこだわりたい

そして、次に大事なことは株式会社 WINDOW DESIGNは「成長」に拘りたいということです。成長と言っても精神的な成長や組織の人数やオフィスの広さを指すのではなく、売上というはっきりとした数字が成長することにこだわります。

売上ベースで言えば、第三期は第二期と比べて165%ほどの成長率でした。スタートアップという立場で捉えれば165%というのは大した数字ではないように感じてしまいますが、我々は外部から資金調達をしているわけでもなく、多くのリソースを投下できた訳でもないので、この165%という数字は地に足のついた、誇るべきしっかりとした成長だったと思います。

今後2022年あたりまでは最低150%という成長率をキープしないといけないと考えています。それから2032年までは125%の成長率を続けたい。それが達成できれば、だいたい4000%ぐらいの成長をすることができます。4000%というと現実味のない数字ですが、一年一年で考えると充分に達成可能な数字になります。

数字という成長にこだわるのは、数字がないところに会社の幸せや従業員の幸せ、そして商品を買ってくれるお客様の幸せを築くことは不可能だからです。いくら美しいコーポレートミッションを並べたところで、数字がなければ持続可能な経済活動を行うことは不可能です。

数字だけでも充分ではないですが、数字がなければ話になりません。

シンガポールのような会社になりたい

WINDOW DESIGNの目指すべき組織として、何かロールモデルがあるかなと考えるとき、頭の中に浮かんでくるのはシンガポールです。
シンガポールは、美しく国全体がデザインされていて、人々は外国人に優しく、安全でとても魅力的な国です。

これといった天然の観光資源は何もないのですが、未来感を感じるティストのインパクトの強い、攻めの建造物をたくさん建設し、超巨大な動物園を三つも隣接して建造するなど、人工的な観光資源を作り出した結果、年に訪れる観光客数は1400万人もいるそうです(日本は2900万人)。

東京23区ぐらいしかない土地面積でこれだけの観光客を呼ぶというのは驚異的です。国土が何千倍も広く、歴史や自然の観光資源も豊富な日本がその二倍程度しかないので、観光という勝負では負けている状況です。

また、天然資源は何もなく、水さえもマレーシアから輸入しているのに、一人当たりのGDPも64,000ドルもあり、アジアではマカオに次いで第二位につけています(日本は39,000ドルで第四位)。

1965年の建国当時は何もなく、数年で崩壊するだろうと思われていたシンガポールが、これだけ発展できたのは、リークアンユというリーダーが国の発展に特化したビジョン・戦略・戦術を示し、国民がそれに沿った勤勉さを発揮したからだそうです。

世界に開かれた金融センターになるべく、英語教育を法律化し、受験戦争の厳しさは日本の比ではないそうです。小学校時の試験で大きく人生が決まってしまう仕組みを採用しているらしく、学力への価値重視は尋常ではなく、また優秀な人材は国が費用を出して海外の大学に送り込み、卒業後は政府機関への勤務を義務付けるなど、優秀な人材には徹底した投資を行うそうです。

また、綺麗な街なみを保つため、ガムは販売禁止、ポイ捨ては罰金を科していることは有名です。また、カラスは撃ち殺したり、街中に殺虫剤をまいて害虫を駆除するなど、日本人の感覚からすれば、やりすぎと感じるぐらいの合理主義的な政策がおこなわれています。

そういった少し過剰とも思えるぐらいのプランに沿って、国民全員が努力することにより、国全体の経済的発展が実現しているシンガポール。とても小さく資源のない国だからこそ経済発展に特化した戦い方を、リーダーがプランし、それを全員で実行して魅力的な国づくりをしているのは、とてもかっこいいと思うのです。

願わくばWINDOW DESIGNもシンガポールのような組織になりたいのです。

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